年末、クリスマス商戦と声が聞こえてくる時期。

近年ではカードの発売機会も増え、

日々が商戦もとい構築に思いを巡らせる頭脳戦ではないでしょうか。

デザインされたカードも増える一方です。

思考停止と呼ばれるほど強力なカードもどんどん増えています。

用意されたシナジーに、それが意図したであろう結果。

楽しみ方は人それぞれで、そこを楽しむのも一つの遊び方かもしれません。

ただ…それよりも生み出したコンボ、

自分だけのデッキで買ったときの喜び、勝るものがあるかと思います。

前置きが仰々しくなりましたが今日は肩の力を抜いていきましょう!

環境デッキの陰に隠れてしまうような、

また意外と知られていないカードたちを紹介します!!

 

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《シャイニング・アブソーブ》

通常魔法

相手フィールド上に表側表示で存在する光属性モンスター1体を選択して発動する。

自分フィールド上に表側攻撃表示で存在する全てのモンスターの攻撃力は

エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力分アップする。

 

・必殺、シャイニング・アブソーブ!

用意するカードは《シャイニング・アブソーブ》に加えて

《超カバーカーニバル》《壊星壊獣ジズキエル》。

デッキ構築の上で《EMディスカバー・ヒッポ》も必要です。

 

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《壊星壊獣ジズキエル》

相手のフィールドに《壊星壊獣ジズキエル》を特殊召喚。

《超カバーカーニバル》を発動して《EMディスカバー・ヒッポ》を特殊召喚。

そしてカバトークン4体を攻撃表示で特殊召喚します。

 

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《超カバーカーニバル》

ここで《シャイニング・アブソーブ》を発動すると…

自分のフィールドに攻撃力4100となった《EMディスカバー・ヒッポ》と

攻撃力3300のカバトークンが4体!

総攻撃力は、なんと17300!!

《壊星壊獣ジズキエル》の横に《青眼の白龍》が2体並んでいたとしても

8000のダメージを叩き出し、ワンキル成立です。

光属性の高い攻撃力のモンスターを相手フィールドに揃えることができること。

攻撃力は0とはいえ攻撃に制約のないモンスターを複数特殊召喚できること。

不利な状況にも見えますが

《シャイニング・アブソーブ》の真価を発揮する場面と言えそうです。

 

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《レアル・ジェネクス・コーディネイター》

チューナー(効果モンスター)

 

星2/闇属性/魔法使い族/攻 200/守 100

このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、

手札からレベル3以下の「ジェネクス」と名のついた

モンスター1体を特殊召喚できる。

 

・魔法使いはコーディネイト次第

展開のお供にという形でピン刺しされるようなチューナーモンスターが多くいます。

《レアル・ジェネクス・コーディネイター》は

複数枚採用した場合でも自身の特殊召喚が可能です。

《聖光の宣告者》をエクシーズ召喚すれば

《レアル・ジェネクス・コーディネイター》の使用機会を再び作ることもできます。

 

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《マジシャンズ・ナビゲート》

魔法使いと言えば《ブラック・マジシャン》ということで、同デッキへの相性が良いです。

《マジシャンズ・ナビゲート》を発動し

《ブラック・マジシャン》とデッキから《レアル・ジェネクス・コーディネイター》を揃え

《蒼眼の銀龍》とシンクロ召喚。

さらに2体目の《レアル・ジェネクス・コーディネイター》を特殊召喚。

《蒼眼の銀龍》でさらに《ブラック・マジシャン》を蘇生し、シンクロやエクシーズ召喚。

豊富な蘇生手段を持つ《ブラック・マジシャン》と共に展開に貢献することでしょう。

 

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《次元障壁》

一見、どこでもあるような展開手段はありますが

《マジシャンズ・ナビゲート》は墓地から魔法や罠を無効にできます。

自分は安全にモンスターを展開しつつ、相手の起点を潰すという戦術がとれます。

何より色んなところから特殊召喚し展開する様はマジシャンデッキっぽいです!

ただチェーンを重ねて魅せようとするときには注意が必要です。

《レアル・ジェネクス・コーディネイター》は

『~時』という発動条件のためタイミングを逃すのです、ご注意を。

 

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《死霊の誘い》

永続罠

カードが墓地へ送られる度に、

そのカードの持ち主は1枚につき300ポイントダメージを受ける。

 

・多くのカードを動かすカードへの反骨

初登場は第2期のThousand Eyes Bible。

長らく制約を受けていた《サウザンド・アイズ・サクリファイス》と同期です。

新しいコンセプトのカードが多く収録されたパックでもあり、

ダメージに関するものも多くありました。

 

(唐突ですが、デュエルが始まります)

 

相手のデッキは高さがある。

インフェルノイド?

もしくはライトロード?

先攻を獲得。

《強欲で貪欲な壺》を発動。

《死霊の誘い》を引き込めた!

セットしてターンエンド。

相手ターン、ドロー。

ニヤリと微笑む相手。

意気揚々と《隣の芝刈り》を発動する。

チェーン《死霊の誘い》!

 

実際にありそうなデュエルの局面です。

この時《死霊の誘い》の効果が適用されるとどうなるか見てみましょう。

 

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《強欲で貪欲な壺》

自分のデッキが40枚とすれば、初手5枚ドローで残りデッキ35枚。

《強欲で貪欲な壺》の発動で10枚デッキから取り除き、2枚ドローで残りデッキが23枚。

そして相手のデッキを60枚とします。

初手に5枚、ドロー1枚で残り54枚。

 

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《隣の芝刈り》

ここで相手が《隣の芝刈り》を発動すると、

相手デッキ枚数54枚-自分デッキ枚数23枚=31枚が効果によって墓地に送られます。

よって《死霊の誘い》で与えるダメージは300×31=9300、ワンキル成立です。

 

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《幽鬼うさぎ》

《死霊の誘い》は効果を適用する際にチェーンブロックを組まないため

《幽鬼うさぎ》で破壊されることもありません。

余談ですが発動して墓地に送られる《隣の芝刈り》も効果の対象です…9600!

 

たびたび登場させる『デザインされたカード』というワード。

作り手がこのように使ってほしい、

このようなデッキが組むために、と思いを込めたカードたちです。

新しいカードが日に日に増えてカードパワーのインフレが進む今。

特に感じることはないでしょうか。

ただ、それはすべてのカードに言えることです。

古きカードたちにもあったであろう、シナジーや意図するデザイン。

そんな気持ちでカードを見れば、いつかこのカードも輝く時が来るのではないか…と。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。