リンクモンスターや新マスタールールの情報が待ち遠しい今日この頃。
待った分だけ期待が高まり、新環境への思いを募らせることができそうです。
今回は恩恵を受けるデッキをはじめ、
活躍ができそうなカードをピックアップしてみました。
《ジャンク・ウォリアー》《ダンディライオン》
(ジャンド、連続する特殊召喚デッキの代名詞)
エクストラモンスターゾーンが新設され、
大量展開する戦術に影響が出てしまうデッキタイプ。
基本的にリンクモンスターの経由が必要となります。
そのため従来の動きを再現しようとすれば、自ずと制限を強いられてしまいます。
《TG ハイパー・ライブラリアン》《フォーミュラ・シンクロン》
(単純にこの2枚を並べることはできなくなりました…)
しかし、考えようによっては適切なデッキパワーに落ち着くと言えそうです。
元よりオーバーキルも珍しくないポテンシャルを秘めています。
《電影の騎士ガイアセイバー》
(まずは1枠増やすところから…)
既出のリンクモンスターは
シンクロやエクシーズモンスターのようにレベルを指定していしません。
リンクモンスターに特殊召喚の枠を充てたとしても、
余力を持って展開することができそうです。
《ソウル・チャージ》
(墓地からの大量展開は変わらず)
シンクロモンスターにチューニング、加えてエクシーズ、と
墓地にエクストラデッキのモンスターが溜まっていきます。
一度正規の手順で特殊召喚さえすれば、墓地からメインモンスターゾーンに復帰できます。
レベルや種族、様々なモンスターカードを内包するこのデッキは、
新たな戦術を生み出すことができそうです。
《黒薔薇の魔女》《星見獣ガリス》
(フルモンスター、強みも弱みも抱える特殊召喚が肝要なデッキ)
『ジャンド』デッキ同様のことが言えますが、
よりモンスターの召喚に特化する場面があります。
新環境ではペンデュラムスケールが魔法罠ゾーンに移行し、
妨害札が減るともいえる環境です。
相手の魔法罠除去を腐らせるという戦法には拍車がかかり、
さらにプレッシャーをかけることができるかもしれません。
《狭き通路》
永続罠
お互いのフィールド上にそれぞれモンスターが2体以下の時に発動可能。
お互いのプレイヤーは自分のフィールド上に召喚できるモンスターは2体までになる。
(地盤沈下やおジャマトリオに次ぐカードとなれるか?)
単純にモンスターゾーンを圧迫したいのであれば
《地盤沈下》が優先されそうですが、一癖あるのがこのカード。
通常召喚以外の召喚行為を制限なく行うことができます。
新環境において特殊召喚を避け、
通常召喚を主軸としたデッキの台頭があるかもしれません。
相手に制約を課しつつ、自分は難なくリンク召喚する一手としていかがでしょうか。
《おジャマ・ナイト》
融合・効果モンスター
星5/光属性/獣族/攻 0/守2500
「おジャマ」と名のついたモンスター×2
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
使用していない相手のモンスターカードゾーンを
2ヵ所まで指定して使用不可能にする。
(モンスター版の地盤沈下)
《簡易融合》での特殊召喚に対応した融合モンスター。
メインデッキで枠を割く《地盤沈下》に対し、
こちらはエクストラデッキに1枚忍ばせれば活躍が見込めます。
自身のエクストラモンスターゾーンと引き換えに
相手を封じることができるかもしれません。
《ヒーロー・キッズ》
効果モンスター
星2/地属性/戦士族/攻 300/守 600
このカードが特殊召喚に成功した時、
デッキから「ヒーロー・キッズ」を任意の枚数特殊召喚する事ができる。
(エクシーズ登場初期に注目された…?)
今まで以上にモンスターの数が要求される新ルール。
《トゥルース・リインフォース》1枚から、
3枚のモンスターを呼び込むことができます。
現時点であれば《デコード・トーカー》または
《ミセス・レディエント》の召喚条件を満たすことができます。
今後どのようなリンクモンスターがデザインされるかわかりませんが、
1枚で多くのカードを展開できるカードは押さえておきたいです。
《スケープ・ゴート》《タツノオトシオヤ》《BF-朧影のゴウフウ》
(融合やシンクロは可、エクシーズは不可、リンクは…?)
いずれも1枚で複数のトークンを生み出すカードたちです。
ルール次第ということになりますが、確保しておきたいです。
パワーカードの陰に隠れることが多くなったものの、
複数のモンスターを展開するカードの需要は増えそうです。
《輪廻天狗》
効果モンスター(準制限カード)
星4/風属性/獣戦士族/攻1700/守 600
このカードがフィールド上から離れた時、
デッキから「輪廻天狗」1体を特殊召喚する。
(フィールドを絶やさない獣戦士族)
従来の動きを再現するならリンクモンスターが不可欠。
今まで以上に複数のモンスターが求められる新環境。
例え1体であってもフィールドにモンスターが途切れないことは、
それと同義と言えます。
効果だけ見れば上位にあるリクルーター。
準制限なのが惜しいですが
《十二獣ブルホーン》や《炎舞-「天キ」》の効果対象になるため、
難なく採用と運用ができます。
いつも以上に感覚的な考察になってしまいました。
現在は概要の発表に留まっていて、もどかしい方もいるかもしれません。
逆を言えば想像する時間には事欠かないわけで、
色んなカードに思いを巡らすことができます。
妄想の域を出ませんが、もしリンク召喚が『必ず』墓地送りを条件としたなら。
そんなルールが発表されれば『次元』デッキが日の目を見ることもあるかもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。